2014年10月1日水曜日

映画「うまれる」をみて



先日、映画「うまれる」を見ました。


この映画は、HPの言葉を借りると
『うまれる』は、妊娠・出産・育児をモチーフにして、命の大切さや家族の絆、人との繋がり、自分自身の原点、そして生きることを感じていただくドキュメンタリー映画
です。


この映画の冒頭は、何人かの子供にインタビューした
生れる前の記憶の話から始まります。


そのときに、空の上から選んだんだよ、
おかあさんをずっとみていたよ、
楽しそうだから選んだんだ、
お母さんを笑顔にしたくて来たんだ


そのような言葉を何人かの子が言っていました。


それが本当の記憶であれ、どうであれ、
素敵だなって思いました。


この映画を見て、あらためて
アナタに逢うため、この瞬間(とき)に生まれた
そんな言葉を噛みしめました。

この言葉は私が好きなGReeeeNの恋文~ラブレター~の歌詞です。


母であったり、恩師であったり、友達や仲間であったり
大好きなGReeeeNであったり

わたしは、この人たちに逢うために、
今、ココで生きている気がします。


自分は、人生でもっとも重要なのは人との出逢いかなと思っています。

すごく人見知りだったし、内にこもりがちな性格だったけど

人との出会いって、色んな偶然が重なっていて
出逢うタイミングによって仲の良さや関係性がかわってくることも多くて
だからこそ、人生において「出逢えてよかった」と思える人が1人でもいたら
この人生に生まれてよかったと思える気がするのです。


わたしは、そう思えます。


お母さんのもとで生まれなければ
きっと価値観も違って好きになるものも違って
物の感じ方も違って
そうすると色んな人との関係性も違ってきて。


決して良い想い出ばかりではないし
親ともよくぶつかるし、自分は良い子供ではないけれども

自分は自分に生まれて
お母さんの子供に生まれて
幸せだなぁと思います。



そう想わさせてくれるのは
やっぱり大好きな人たちの存在が大きくて。

そんな大好きな人たちに出会えた人生が
幸せじゃないわけないと思うんです。


心から“ふるふるふる”と
キラキラしたものが溢れてくるような感覚だったり
心がほくほく温まる感覚だったり
そんな感動を実感できて幸せだなーって。


わくわくしたり、夢中になったり

会いたい人がいたり
会いたいと言ってくれる人がいたり

人の温かさにも触れたり
ご縁というものを感じたり

生きているって素晴らしい。笑


今、ココに、生まれてきて良かった。
今、ココに、生きていて良かった。


自分は自分に生まれて幸せです。



いつか自分も子供を産むときがくるのかな。
もうあと数か月で23歳になるので、そんな遠くない未来だよね。
10年なんてあっという間。

私はどう乗り越えるのかな。

どんな人とどんな家庭を築くのかな。

10年後も同じように、
「自分に生まれて幸せだ」って言っているのかな?


いつまでも今が最高だって言いたいし
今までのことを「意味があった」と言いたい。


きっと大丈夫って信じています。


2014年9月17日水曜日

LIGHT UP NIPPONをみてー今、ここで、生きているということー


先日、ドキュメンタリー映画のLIGHT UP NIPPONを見ました。
LIGHT UP NIPPONは、東日本大震災で被害のあった地域10か所で花火をあげ
日本を照らそうというプロジェクトで震災直後の2011年から始まり今年で4回目でした。


この映画をみるのは2回目。

前回と同じように、涙が溢れたり、胸が熱くなったり。。



私は宮城県の気仙沼市に生まれて、
8年前まで住んでいました。

8年前に家族で四国に引っ越してきたので
直接震災の被害を受けていません。


LIGHT UP NIPPONの第一回目
2011.8.11
その日の事は、今でも覚えています。



わたしの故郷の気仙沼でも
LIGHT UP NIPPONによって花火があがりました。

わたしは花火が上がるというニュースを
ウェブニュースで見ました。
当時はLIGHT UP NIPPONっていうプロジェクトの名前は知りませんでした。


この日、徳島では阿波おどりの前夜祭の日でした。
東日本大震災から5ヶ月。
自分の中でもうまく整理できていなくて
よく分かってなくて
どう受け止めていいか分からなくて。。



初めてみた、舞台踊りの阿波おどり

開演時のアナウンスが心に響きました。

いつも忙しく働く思考を一旦止め、
阿波踊りの陽気なリズムで楽しんで、阿波踊りを通して心の遍路道を歩いたら、
シンプルで穏やかな自分に戻れる


このアナウンスきいて
その当時は、他にも色々あって、考えすぎていて
それを一旦シンプルにするためにも
ちょうど阿波踊りがあるんだなって思いました。

すごく良いタイミングだなって
これだから人生ってすごいなって思いました。笑


ちょっと大げさだけれども
ここに生きている意味みたいなのを感じていました。



阿波おどりは、お盆に帰ってきたご先祖様と一緒に楽しむようなお祭りです。
手のひらを外にむけると追い返してしまうことになるから
必ず内に向けて踊るようにと言われています。


うまく言葉に出来ないけれども
阿波おどり見ながら感動したり
阿波おどりを踊りながら、
余計なことを考えずにシンプルな自分に戻れたり

整理できていない部分もあるけれども
今の自分にとって阿波おどりがするべきことなのかなって思いました。


前夜祭が終わり、友達とご飯を食べて
家への帰り道に「今頃花火が上がっているのかな」と
想い見上げた空を今でも覚えています。




映画を見ながら、色んなことを思いました。

2011年8月11日のこと。
震災後の複雑な心境。
それから出会った仲間とのこと。
活動をする中で聞いた言葉。
ぶつかったり、すれ違った想い。



わたしにとって東日本大震災はとても大きな出来事でした。

今の自分を話すうえで、やっぱり震災が与えた影響が大きいです。
私にとって色んなきっかけになりました。

何よりも大きかったのは
震災後に全国にたくさんの仲間や友達ができました。

大好きな人が増えました。
会いたい人が増えました。


たくさんの経験をさせていただき
たくさんのことを学びました。
心が動くような体験を、たくさんできました。

泣いたり、笑ったり、たくさん感動して
心が動くことを実感して
生きていることを実感しました。


震災があってよかったなんてことは言えないけれども
自分にとっては、きっと意味があったと思えます。


震災があって
地元に目を向ける人が増えた。

「繋がり」を大切にする人が増えた。

自分たちが『これから』を創っていくという意識が芽生えた。


生きてて良かった、と何度も実感しました。



震災の影響かどうかは分からないけど

「今、ここで生きているということ」

そんなことを実感することが増えました。



私は「今ここで生きていて良かった。」ってよく思います。


色々あったけど
たくさん出会えてよかったと思う人に出会えたので
わたしはわたしに生まれて幸せです。


2014年3月28日金曜日

4年を経て



春ですね。

この春、大学を卒業しました。
そこで4年間の振り返りや想いを言葉に残したいと思いブログを書くことにしました。


ちょうど4年前の今日、私は今の大学から電話をいただき
追加合格が決まりました。

滑り止めで受けた大学へ引っ越しの荷物を送る日でした。

あの日の感動は今でも覚えています。
世界がキラキラと輝いて見えました。

E判定だけれども、可能性があると思い前期と後期受験して
でも両方落ちてしまい、現実はそんなものかーと思いながら
じゃあ、こっちの学校できっと良い未来が待っているのかなーなんて
脳天気なプラス思考でいたら、最後の最後に届いた合格通知。


せっかくキセキおきたのだから
めいっぱい環境を活かそうと思いました。

たくさんの人に支えてもらって応援してもらって
直接恩返しはできなくても
周りに還元していけたらなと思いました。

この追加合格も
誰かの希望になれば良いなと思いました。


あの日から4年が経ちます。
私にとってこの4年間は本当に本当に充実した濃い4年間でした。

振り返りについては、追々書いていくとして



4年間
本当にたくさんの感動に溢れてました。

4年間でたくさんの人に出会い、繋がり、
大好きな人がたくさん増えて、会いたい人が増えて、
わくわくしたり、夢見たり、

新しい価値観や視点が増えて
たくさんの体験ができて

本当にたくさん笑って笑って笑って
涙出るくらい笑わせてもらったり、

壁にぶつかって悩んだり、

一生懸命に生きれて、

「生きている」ことを実感できる瞬間がたくさんあって


本当に本当に幸せでした。


この4年間のおかげと言えるように
一生懸命生きていこうと思います。
胸張れるように、過ごしていきます。


わたしに関わってくださった皆さんへ
本当にありがとうございました。